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in captivity《完》

captivity(8)

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過去最高速度更新継続中。



















何が起こったのか分からなかった。


突然襖が開いたかと思うと、あの男が入ってきたのだ。

「!!・・・なんだっおまえっ」

あたしに覆い被さっていた男を思い切り蹴り上げると、胸元から何かを取り出した。

(あれ・・・、鉄砲・・!?)
でも、あたしが知っているものよりずいぶん小さい。

「この女に二度と近づくな」

鉄砲を客の鼻に突きつけながら、「リョウ」は言った。
男は首が取れるほど頷くと、あわてて部屋から出て行った。




着物で体を隠しながら、目の前に立った男を見上げる。
眉間に深く皺を寄せてあたしを見る表情は、かなり怒っているようだ。


「あ、んた・・・、何で・・・」


あたしは今の状況が理解できず、思ったことを口にする。
そもそもこの男はなぜ、ここにいるのだろう。
なぜ怒っているのだろう。
なぜ客を追い出したのだろう。

疑問は次々に浮かぶものの、簡単には口に出せない雰囲気にあたしは戸惑う。

嫌な汗が流れる。



******************************************



襖を開けた瞬間、目に飛び込んできたものは、男があいつに覆い被さっている光景だった。

思い切り男を蹴り上げる。男の体からミシっという鈍い音がするが、構わず詰め寄る。
男はあっという間に逃げ出した。


襖を閉め、目の前の女を見る。
着物で体を隠し、わずかに怯えている。


「あ、んた・・・、何で・・・」

困惑、という言葉が一番しっくりくる表情だった。
今の状況が理解できない、とでもいうような表情。



ズカズカと距離を縮め、女の着物を剥ぎ取る。
反射的に体を隠そうとする両腕をつかみ、そのまま押し倒した。


「・・・っ」

何か言おうとする唇を無理矢理奪い、あの醜い男が触れたであろう白い体にまんべんなく触れる。






「何で」だと?



そんなの決まっているじゃねぇか。

おまえを他の男に触れさせたくない。
体も、心も、自分のものにしたい。
腕の中で乱れるおまえを知っているのは、俺だけだと確信したい。


細い首に唇を寄せ、思い切り吸い上げる。

「ぁっ・・・!」

いつもは痕なんかつけないが、今日は別だ。
自分のものだという印を体中につけたかった。

白い肌に唇を寄せながら、指を秘所へ移動する。
あの男が触れたであろうこの部分は、特に念入りに触れないと気が済まない。










「・・・・・・?」









一端動きを止め、女の顔を見る。
















「おまえ、濡れてないのか・・・?」






「・・・!!」


女は大きく目を開くと、フイと視線をそらした。








「・・・・・・」





感じていなかったのだ。
こいつは。
どこを触れられようが、全く反応していなかったのだ。






ということは。
あの乱れる表情も、甘い吐息も、だんだんと桃色に染まってゆく頬と体も。


(俺だけが知っている・・・?)




「・・・ふっ」

そう思うと、自然と笑みがこぼれた。
ならば。





「思いっきり感じさせてやるよ」




女の耳元で囁き、俺は行為を再開した。













体は正直。

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