それでも

完全自己満足のCH二次創作ブログです。 想いのままに書き散らかしています。

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captivity(6)

以前、「無題」で連載していたパラレルのお話です。題名を改めました。
かなり昔に滞っていたので、雰囲気が違っていたらすみません・・・。
CH TEXT(L)から読んで頂けたら幸いです。

来週からまた忙しくなるので、できるだけ更新したいと思います。
「謝罪」への温かいお言葉、本当にありがとうございます!













あれから「リョウ」はたびたび店にやってきては、あたしを買った。


初めて目の前の男に買われた日を思い出す。

最初の印象こそ最悪だったが、次第に心待ちにしている自分がいた。
自分でも信じられなかった。男の肌をあんなに心地がいいものだと感じるなんて。
いつも演技をし、早く終わるように祈っていた自分が嘘のように、離れがたいと感じていた。



・・・自分の中にそんな感情があったのか・・。



揺れる世界の中でそんなことを考えていたら、突然視界が遮られる。
考え事をされたことが気に入らなかったのか。男の視線が、力が、一層強くなった。



「んっ!・・・」



この男の前では演技はまるで無駄だった。する必要もなかった。

鋭い視線で射抜かれ、愛撫で翻弄されるうちに、何も考えられなくなってしまう。

こんなふうになるなんて、思ってもみなかった。














この男は、危険。









*******************************************




初めて目の前の女を買った日を思い出す。

この商売をしていながら、不器用な身のこなしにぎこちない反応。
いつもそうやって切り抜けてきたのだろう。
感じるなんていう余裕も心も、そもそも持ち合わせていない。そんな感じだ。




それがどうだ。




最初の印象とは真逆に、だんだんと色気を放つようになってきた。

頬を赤らめて羞恥に耐える表情や、

眉を寄せて必死に声を我慢する表情。

耐えきれず漏れた悩ましい吐息。

抱く度に知る女の表情、感じる場所。









これは、俺だけが知っている。




そう錯覚してしまいそうになる。








背中に回された指先がわずかに震え始めた。


(そろそろか・・・)


女の絶頂が近いことが分かると、いったん動きを止める。


不思議に思った女がわずかに目を開け、無言で問いかけてくる。
息が荒い。


俺はゆっくりと顔を近づけ、唇を寄せる。



すると、女は顔をそらした。







(・・・またかよ)






内心舌打ちをすると、女の頭を押さえ、無理矢理唇を奪った。

途端に女は抵抗を見せるものの、俺が動きはじめると、次第にその快楽へ落ちて行った。












captivity=とらわれの身



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